食について考える。素材を生かした調理について

最近、巷で糖質よりも低GI値食材を選択して摂取した方がいいというダイエット特集が組まれている。白ごはんより玄米雑穀ご飯、うどんよりそばといったより吸収しづらい主食を選ぶこと。タンパク質やミネラルが含まれているものを選ぶことが推奨されている。高GI値の食材は食後の血糖値を急激に上げるため、昼食後の眠気も起こしやすい。

AGEs(エージーイーズ)とは体の中で老化を促す糖化(過剰な糖とタンパク質がくっつき臓器の炎症を起こす)を進める値である。若い頃に摂取しすぎたAGEsについては、40歳以降に体に影響が出始め成人病を引き起こしてしまう事にも繋がる。2022年日経トレンディ5月号に特集されていた。

生、煮る、焼く(油なし)、揚げる、焼く(油あり)の順番で数値が大きくなり、極力煮るといった調理をおすすめしている。雑誌では鳥もも肉での値を掲載していたが、健康とコスパを意識するのであれば鶏胸肉一択だとは思います。。。

アンチAGEsの食材の紹介や、メニューを紹介していました。特にAGEsが含まれる食材ランキングは面白かったので健康を気にする読者の皆様は一読くださればと思います。

さて、OishiKitchenとして最もおすすめしている調理法はその中でも3番目の調理。油を引かずに素材を焼く方法です。料理人の方と意見交換をした際に、新鮮な食材が手に入った時に一番最初に試す料理法としてはシンプルイズベスト。熱々の鉄板にそのまま素焼きをすることです。特に品種の多いお野菜は鉄板に油を引かずに並べて、食材に含まれている水分を飛ばすことで素材の味が濃縮し、素材の味が引き立ちます。美味しい食材は塩を少しかけて食べるだけでご馳走になります。逆にいえば美味しくない食材が手に入った時こそ、味付けを濃くする必要があります。特に通年で外食産業で供給している食材で、味付けを濃くしている・甘くしている食材は、素材の味をごまかしていることも多いです。

食材のそれぞれの味を理解するためにも出来るだけシンプルに食材を食べることを意識してください。そこから調味液を1つずつ加えていけば、なぜそれを入れるのかが分かってきます。

それでは(^^)

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